2021年11月30日

クワイエットヴィレッジさん5周年記念モデル

吉川の次に素敵な街、鎌倉にあるウクレレショップ クワイエットヴィレッジさん

オープン5周年記念モデルの完成です。

お任せと言われて、いつも悩む記念モデル問題。

とにかく店主堀口さんの好きそうなやつを作ろう。

そして、アンティークのホンジュラスマホガニー。

この材であれを作れば想像するだけで最高だとわかってました。


悩んだ末にヘッド裏に。


出荷前に次の作業待機中のコアギターと2ショット。



本日納品済みですので、

もしあれでしたらあれです!

2021年11月23日

5周年記念モデル

秋から冬へ

    

ずっと働いているのに懐まで極めて寒いのはなぜか?

深くは考えない。

下の写真は俺の心象風景。

コアのギター。少し塗装を乾燥させる期間に入ります。

極めて筋です。


こちらのシンカーマホガニーさんが塗装に入っております。

狭くてギター2本同時には塗装を続けられないので。

1本1本の塗装に集中したいんで。俺。




一方、久しぶりにウクレレの製作です。

クワイエットヴィレッジさんの5周年モデル。

アンテイークのホンジュラスマホガニー、コンサートをワンピースで。


家具だった頃の塗装が木口に残っています。


この色素晴らしい。


もう箱になってる。


バタバタと年末モードにすでに入っており、

12月に納めなきゃいけないのもあって。

誰にも言われないから自分で言おう、「頑張れ俺。」

2021年11月16日

塗装です。

日曜日に映画「リスペクト」を中2男を連れて見てきました。

音楽映画は「ボヘミアンラプソディー」

デヴィッドバーンの「アメリカンユートピア」

どちらもとても良かったとの事なので

今回も「歌に圧倒されんじゃね?」と思い連れて行きました。

中2男はあくびしてましたw

今回の映画はちょとマニアックすぎたね。

でも映画内の「ベースカッコ良かった」との事。

何かを感じたなら良しとします。


長丁場ギター製作はようやくフレットを打ってから塗装へ。



塗装を吹くと下のようにパッと柄が浮き出る嬉しい時間。


サイドがまたえぐい。





シンカーマホガニーさんも表情豊かに。




マホガニーさんの方は今の所うちで販売予定です。
あれでしたらよろしくお願いします。

2021年11月12日

合体

加工が多いネックも無事完成。


貴重なハカランダ指板です。


接着前の諸々確認作業。

しかしこのシンカーカーリーマホ、良い音しそうだな。


コアは筋がすごい。


一晩寝かせよう。


2021年11月9日

Sinker Curly Honduras Mahogany & Curly koa Guitar

箱化して夕日を浴びる彼奴等



ネックとのジョイント、ダヴテイルジョイントっていうんですが、
超久しぶりにやりました。

ジグを作り直したり時間かかりますわ。



ギター2台作ると工房の狭さが気になります。
色々と置く場所がなくてあれをするためこれをあっちに置いてが続きます。


ネックもやる事多くて
反り止めにカーボンの棒、
それとチタンの特製の棒を反らして仕込みます。

シンプルながら材料は良いものを選んでおります。


2021年11月1日

つけめん1250g

先日長男が帰宅時に

「昼飯つけ麺1250g食ってきた。完食。」

高校生すごい。

6人全員が1250g頼んで5人完食、1人残した麺は他の人が平らげたとのこと。

修学旅行もイベントも部活もほとんどキャンセルの高校生活でかわいそうだけど

結構楽しんでる。


さてと11月突入。

クリスマスのCMも流れ始め年末モードですかね。

2週間に1度くらいのブログアップのペース。

お仕事は久しぶりのアコーステックギターの製作に入っています。

マスターグレードオールコアの小さめギターです。


この注文を頂いたのは1年半くらい前。

「いつでもいいんで高山さんのタイミングで作ってください。」

悪魔の言葉、「いつでもいいんで」。

これで私は3回くらいキャンセルされております。

体感ですとだいたい1年くらいでもういいです。ってなります。

今回も恐る恐る「良い材がやっと見つかったので作らせていただいて良いでしょうか?」

との返事にOKを頂いたのでした。


このびっしり深いカーリー地獄を曲げる。

絶対割らないようにしないとだめ。

(替えがない)


今回初登場のボディー内焼印。


当然ウクレレより大きいわけで、クランプかけて型ごとひっくり返したり
あっち向けたりこっち向けたりしてると結構重いんですよ。

もう1本材料違いで作っているんですが。

ここ2年くらい調子が良かった腰がなんかまた「あれっ!」
と思っていたらひどい腰痛再発。

腰痛の原因が何なのか、涼しくなって血行が悪くなったからか。。。
しばらく考えて、多分ギター製作じゃないかと。

お父さん情けないっす。



さてともう1本材料違いで作っているのは、
ずっとオールいい感じのマホガニーで渋く作ってみたかったので、
誰かに注文いただいてるわけじゃないんですが
ボーナスシーズンを見据えて製作スタート。

うちで販売するかどこかの販売店さんで販売か未定です。
でももし欲しいかも?という方がいれば一声おかけください。

そんで下の写真のマホガニー。

10年くらい前にシンカーホンジュラスマホガニーのギターセットを
購入して、何に使おうかとずっと迷っていました。

シンカーとは湖、川、海などに沈んでいた材木を引き上げて
乾燥、製材された材です。

よく目が詰まっていて完全な柾目で製材されたチリチリした模様が綺麗な
これぞホンジュラスマホガニーという感じの材です。
 
さて、この材はサイド&バック分しかないのでどうしたものかと
思っていたのですが、
ここはやはりシンカー(沈木?)でまとめたいなと。


探しました。


シンカーカーリーホンジュラスマホガニー

名前長し。

今度はカーリーがつきました。

確認のしようがありませんが100年以上ベリーズの河に沈んでいた
真正ホンジュラスマホガニーと聞きました。

うん、トップにはこいつになってもらおう。

生々しい話ですがこれも高価だったのでもう色々やばいです。


出来るだけ作業状況マメにアップしよう。

したい。。。